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Update 5
11/26/06 3ヶ月近くも更新しなかったから、MC5ジャパンはもう多くの人に見捨てられてしまったことだろう・・・。生活の浮き沈みが激しくてとにかく忙しかったのと、このところ空いた時間は全てミック・ファレン氏の名著 "Give the Anarchist a Cigarette" の翻訳をしているから。5月に出たクレイマーレポートを訳そう訳そうと思いながらほったらかしにしていたら、10月23日付の次のレポートが出てしまったので、慌てて5月の方の翻訳に着手した。相変わらずの切れ味鋭いアメリカ政府批判。
Having not updated the site for nearly 3 months, I must have lost a lot of readers here... Too much fluctuation in life made me busy like hell, also, my spare time has entirely been devoted to translating Mr. Mick Farren's great book, "Give the Anarchist a Cigarette". While I couldn't have time to translate Wayne's report #28, he recently issued #29, so I hastily finished the former, which is incisive criticism against the U.S. government's drug policy.
9/3/06 ウェイン・クレイマーのオフィス、マッスル・トーンから久しぶりにニューズ・レターが届いた。

1) ウェインのソロ・アルバム、「シチズン・ウェイン」に収録されている曲、No Easy Way Out が、Show Us The War というウェブサイトのBGMで採用されている。ブッシュ政権に飼われた大手メディアではなく、兵士やその家族が報告する「真実の」イラク情勢を伝えるウェブサイトである。「メインストリームのメディアは最初から、イラクで実は何が起きているのか、真実をアメリカ国民に報道する能力を欠いていた。」-- Show Us The War --

2) ウェイン・クレイマーは、当ウェブサイトの I Saw It でも紹介したファーマーズ・マーケットでのライブを9月1日にも行った。この時 The Devil's Horns と名付けたバック・バンドと共に、彼がサウンド・トラックを手がけた映画「Narcotics Farm(麻薬農場)」からの新曲及び何と、リリース予定の新ソロ・アルバム、Lexington からの新曲を披露したという。The Devil's Horns のメンバーは、ウェインとのコラボレーションでおなじみのダグ・ラン(b)、ブロック・エブリー(dr)そしてキーボードに ティグラン・ハマシアンというプレイヤーだそうで、この新譜がいつリリースされるのか、大いに注目される。

3) ex-レイジ・アゲインスト・ザ・マシンのトム・モレロとウェインは 「テラデガ・ナイツ」というコメディ映画のサウンド・トラックでコラボレーションしたが、そのモレロがDJを務めるラジオ番組 「アクシス・オブ・ジャスティス」にウェインがゲスト出演、音楽や政治について語り合う。私が受け取ったメイリング・リストのリンクはすぐ開いたけれど、時間がかかったり開けなかったらすみません。

Part 1 / Part 2 / Part 3 / Part 4

4) 下の更新で紹介した Nightmare Before Christmas はソルド・アウトだそうだが、DKT/MC5はこの前後12月中にヨーロッパをツアーする。ゲスト・ボーカリストはマーク・アーム。

6/29/06 情報が遅れてしまったけれど、レコード・コレクターズ7月号 (2006 Vol. 25, No. 7) に、鳥井賀句氏が行ったウェイン・クレイマーのインタビューが掲載されている。ウェインとジャズとの関わりや、政治についての意識など、現在のウェイン・クレイマーを知る良い手掛かりになるインタビュー。

MC5とイギー&ザ・ストゥージズが35年ぶりに同じイベントに参加する。
12月8〜10日の3日間、イギリスのサマーセットにあるマインヘッドというビーチ・リゾートで開催されるイベント、"Nightmare Before Christmas"にDKT/MC5が出演予定。このイベントのキュレイターは、ソニック・ユースのサーストン・ムーア。DKTも彼の依頼で参加することになった。DKT/MC5が今回迎えるゲスト・ボーカリストは Ex-マッドハニーのマーク・アーム。宿泊施設は整っているようだが、極端に寒がりの自分は12月のイギリスの野外イベントは諦めることにする。 All Tomorrow's Parties という団体(?)が主催している数々のイベントの一つのようだ。詳細はこちら
For the first time in over 35 years, former MC5 members will share a bill with Iggy & The Stooges. The event will take place at the request of Sonic Youth's Thurston Moore, who is the latest curator of the upcoming All Tomorrow's Parties Festival event "Nightmare Before Christmas".

6/28/06 MC5ボックスセットをリリースしたイギリスのイージー・アクションから、ソニックス・ランデブー・バンドのボックスが発売になる。同社ホームページ上の情報を見る限り、以前リリースされた彼らのライブ名盤 "Sweet Nothing" と "City Slung" 収録音源は含まれていない模様だが、この点は追って確認します。未発表ライブ音源のコレクションと元メンバーのインタビューも収録。同ホームページでサンプル試聴もできるので、このバンドの音を全く聴いたことのない人で興味がある人は、大体の音質を把握した上で購入してみては。2006年9月発売、6枚組。現在のレートだと日本円で約6千400円。
イージー・アクション・ホームページから予約可能。
Easy Action Records (U.K.) to release Sonic's Rendezvous Box Set.
6/11/06 ヒステリック・グラマー社再び。恐るべし、ジャパニーズ・ギャルズ・ブランド。
Hysteric Glamour goes for the Detroit Rock again!
5/15/06 5月8日、マイク・デイビスが交通事故に遭ったため、下記に告知したライブのうち、5月18日のノース・シックスはキャンセル、また、19日のジョーイ・バースデー・トリビュートは、DKT/MC5ではなく、ウェインが他の参加者とセッションする形になる模様。

5月8日、L.A. のハイウェイをハーレーで飛ばしていたマイクは、走行中の他の車から外れて進路に入ってきたバンパーを避けきれずに転倒。ヘルメットとレザー・ジャケットを着用していたため致命傷は免れたが、背骨を骨折、肋骨挫傷、数カ所に擦傷を負った。C型肝炎という重病と闘いながらハーレーをブッ飛ばすマイケルは60歳。事故に遭ったのは気の毒だけれど、ちょうど同じ頃南の島のヤシの木から落っこちて手術を受けたキースに比べると・・・ロック!!回復に向かっているので、励ましの言葉を送りたい方は、こちらへ。

ウェインのMySpace がオープンした。自己紹介欄にある「インフルエンス」が興味深い。どしどしサイン・インして下さい。

4/29/06 しばらく活動のニュースを聞かなかったDKT/MC5とウェイン・クレイマーだが、今回しばらくぶりにマッスル・トーンのニューズレターが届いたので紹介する。ライブ会場は全部アメリカだが、どれも面白そうな企画なので、何かの機会で同時期に近くにいるはずの人はできたら是非見てきて下さい。

なお、MC5ジャパンのゲストブックはしばらく休止しています。(おそらく英語圏の人からと思われる)悪質な荒らしが入ったからです。ほとぼりが冷めたら再開しますので、しばらくお待ち下さい。

3/16/06 レニ・シンクレアのインタビューで語られているが、「アーティスト・ワークショップ」に加わることにより、MC5の音楽は新たな局面を迎えた。ワークショップの創立者であるジョン・シンクレアが書いたそのマニフェストの対訳と、2004年12月にオープンしたホームページを紹介する。数々の写真が伝える60年代のこの連帯感は、決して現代のオタクの人間関係ではない ー 単なるアート・オタク集団ではなく、因習を打破し社会を変革しようという使命感と理想を共有する人と人の絆である。インターネット時代を迎え、コミューニケーションは遥かに容易になっている一方で、人はパソコンの前に座り自分が好きな自分の世界にまっしぐらに入って行く。毎日耳にする非人間的で暴力的な事件の多くが希薄な人間関係に起因しているように思う。このマニフェストが書かれたのは40年以上前だけれど、「アーティスト」を現代一般人に置き換え、私たちも日常生活のゴミ溜めから美しい詩を見い出し共有すべきではないか。
2/5/06 MC5ファンなら見たことのある方も多いと思うが、1972年頃収録された「ビート・クラブ」の映像が見られる。ミック・ファレン氏がブログに掲載したので発見。MC5ジャパンでは、コンピレーション盤 "Live Detroit 69/70" の解説の中で取り上げた。
You can see the ca '72 footage of the MC5 from Beat Club, which I found on Mick Farren's blog. The recording is also on a comp disc "Live Detroit 69/70".
2/1/06
ケン・シマモトが行ったレニ・シンクレアのイン タビュー対訳
久しぶりにケンと連絡を取った。以前寄稿していた I-94 Bar からは消えてしまったのを知っていたので、その後どうしているか心配だったが、執筆・バンド活動(CDまで出していた)と、さらにパワーアップし元気に活動していて、下記のURLを送ってくれた。英語だけれど面白いリンクが張ってあり楽しめると思うのでチェックしてみて下さい。

Translation of an interview with Leni Sinclair conducted by Ken Shimamoto.
I got in touch with Ken after a long interval. I knew he was no longer at the I-94Bar, so was concerned a little what had happened on him, but only to find he's now even more active writing and playing (even releasing a CD). He gave me the following interesting links, so check them out.

1/23/06
昨年9月、ウェイン・クレイマーの盟友であるミック・ファレン来日の情報を掲載したが、この2日間のイベント("Rock Is Our Life") をダイジェストにまとめたフィルム・コンサートがトウキョー・ヒップスターズ・クラブで開催されている。2月28日まで毎日午後2時と5時上映。入場無料。詳細は下記リンク参照。("EXHIBITION")
1/11/06 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。パソコンや周辺機器の買い替え、アプリケーションのバージョンアップ、生活環境の変化などが重なり、ずいぶん長い間更新を行うことができませんでしたが、このたび表紙を刷新しました。いったん挫折したMC5サムライ・バージョンの表紙でしたが、先日、新宿歌舞伎町ゴールデン街のバーで「司馬遼太郎にハマってしまった」という男性から日本の若いサムライたちがいかに「パンク」であったかという話を聞いてナルホドと感心し、歯を食いしばって完成しました。

肝心の記事の方は特に目新しいニュースもなく、ロブ・タイナー未亡人がMC5の生存メンバーを相手取って起こした訴訟に敗れたことくらいです。昨年11月末のことであり、単純明快な判決だったようで、確かに、かつて歌を一緒に書いたわけでもないのに、メンバーの未亡人というだけで楽曲やバンド名の所有権のみならずその使用差し止め要求まで認められるなら、元メンバーはたまったものではないでしょう。2度に及ぶ訴訟を起こすまで夫人を追いつめた理由が何かあったのでしょうが、メンバー同士の過去の確執に固執することはせず、今後は彼女の夫が残したすばらしい音楽をより多くの人に聴いてもらう方向に尽力して欲しいものです。

というわけで、本年もMC5ジャパンをよろしくお願い申し上げます。

10/22/05 ウェイン・クレイマーが8月にロサンジェルスで行なったフリー・ギグのレポート
A report of Wayne Kramer's free gig in Los Angeles in August - sorry, in Japanese only, but hope you'll enjoy the pictures.
10/2/05 ゲスト・ブックでも言及された、9月24日ワシントンDCで開催された反戦集会のレビューがクレイマー・レポート#27としてアップされたので、対訳を掲載
The anti-war event held on 9/24 in Washington D.C., to which someone referred in the guest book here, was reviewed by Wayne Kramer.
9/11/05 クレイマー・レポート#26
Translation of the latest Kramer Report.
8/16/05 MC5ジャパン番外編です。
MC5 Japan extra (in Japanese only)
8/13/05 MC5ドキュメンタリーDVDレビュー
Review of the Kick Out the Jams DVD (in Japanese only)
7/18/05 新しいコンピレーション盤に関する情報。
Information about a new compilation album.

最新クレイマー・レポートを読んでサン・ラーに興味を覚えた方も多いのでは。リンクをひとつ追加しました。
The latest Kramer Report may have brought your interest in Sun Ra. Here's a new link to a Japanese blog which provides a good review and insight of his music.

6/27/05 スヴェンガリー・オンライン・ショップの対応に問題があるようなので、買物画面でこのように英語表記することを提案します。
6/21/05 ゲスト・ブックに投稿があったスヴェンガリー・オンライン・ショップの買物画面に関する質問への回答です。
6/9/05 メモリ増設を試みた際、知らない間にディスクが大変なことになっていたのを発見。何かヘンだな〜と思いながら使っていた自分も相当ノンキである。一時はMC5ジャパンもこれで一巻のオワリかと思ったけれど、 大変な労力と費用を費やしてどうにか復旧しました。で、久しぶりの更新はMC5公式グッズの情報
Trying to augment the hard disc, I discovered that major problems existed in my PC due primarily to aging of the hard disc. At one point I despaired of restoring the entire MC5 Japan website. Having spent many hours and a fair amount of money purchasing some restoration applications, the whole system was completely repaired by admirable efforts and devotion of my IT coordinator (a.k.a. ex-husband). Anyway, the update after a one month+ interval is the information about the MC5 official merchandise.
4/26/05 下で述べたDVDだが、日本アメリカのアマゾンで既に予約を受け付けていた。しかしリージョン・コードは1と明記されている。
4/24/05
  • クレイマー・レポート#25対訳。
    Translation of the Kramer Report #25.
  • 復刊したデトロイト発ロック・マガジン、CREEM に、MC5の35分間DVDがこの夏発売されるというニュースが掲載された。デストロイ・オール・モンスターズの創立メンバーの1人、キャリー・ローレン編集による、レニ・シンクレア撮影のMC5の映像だという。6月7日からオンライン予約販売開始、発売は7月12日で価格14ドル95セント。アメリカ国外にも発送される。しかし、DKT/MC5やマッスル・ミュージックのウェブサイトでは全く触れられていないところをみると、ドキュメンタリー・フィルム "ATT"のDVDと同じ憂き目をたどる可能性も大。すなわち、メンバーから「ブートレグ」の認定を受け、販売禁止になるかもしれない。支払い方法はおそらくクレジット・カードだろうが、その場合いったん入れた注文の返金がスムーズに行なわれるかは疑問。またリージョン・コード"0"とあるが、アメリカは1なので、"All"ということだろうか?その点を含め、送料を入れておそらく2千円強のリスクを負う覚悟がある人は注文してみては
    CREEM put a news about a forthcoming release of a MC5 DVD created by Leni Sinclair and ex-Destroy All Monster Cary Loren. Strange enough, there's no news about this on the DKT/MC5 website nor on the Muscle Music homepage/newsletter.... The pre-order starts on 6/7, launch date 7/12, price 14.95US$, running time 35 minutes.
4/10/05
  • 1ヶ月も更新がなかったのはDKT/MC5とサン・ラー・アーケストラ・ロンドン公演の英語版を四苦八苦して制作していたから。マーガレットから催促されていたのだが、何しろ英語版はMC5関係のコワイ方達の目に触れるので気が抜けないのである。やっと完成して肩の荷が降りた・・・。この作業中、リンクのつけ間違いが原因で、アクセスの仕方によっては、1ページ目、かなりの確率で失敗したページが開いてしまっていたことを発見。ウィンドウズ使用の方は今までレイアウトが乱れて読めなかったのかもしれない。訂正したので該当する方はもう一度覗いてみて下さい。
    Posted a review of DKT/MC5+Sun Ra Arkestra Concert in London in English. My apologies for having taken so much time!
  • 2004年の春、QUEST というフリー・ペーパーがMC5特集を組んだのをご記憶だろうか。フリー・ペーパー恐るべし。近年世界的に見ても例のないお金と時間をかけた入念な取材に感動した。編集長高塚氏の英断でその後「番外編」としてシンクレアとのインタビューまで発行してくれて嬉しかったが、それが同紙のホームページにアップされていたのを先頃発見。是非読んで下さい。
    A Japanese "free paper", QUEST, which issued a very comprehensive article about MC5 last spring, published a follow-up extra issue the same year covering an interview with John Sinclair. I recently found the interview reprinted on their website (available only in Japanese).
  • 2月12日付で募集したMC5ジャパンの表紙デザイナーであったが、思うように集まらず、今回のロンドン公演で再会したMC5メンバーの協力も得て賞品も準備したのだが、大変残念ながら該当者はいらっしゃいませんでした。応募して下さった方々、誠にありがとうございました。本当に感謝しています。今後ともMC5ジャパンをご愛顧下さい。こうなったら自分で描く以外ないのであろうか・・・。
    I'm sorry to advise I couldn't get an appropriate graphic designer who fits the requirements of my MC5 Japan cover page design contest. Maybe I should draw it by myself...?
3/13/05 DKT/MC5 & サン・ラー・アーケストラのロンドン公演続報
Report of the DKT/MC5+Sun Ra Arkestra Concert in London - Sorry, available only in Japanese yet, but hope you'll enjoy photos. Will post an English version asap!
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