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Update 7
8/26/15 最後の更新です。

The last update.

9/29/13 2013年。殺人的猛暑はさておき何という激烈な夏だったことか。7月、人生において強大な影響を受けた2人の男性を2週間のうちに相次いで亡くした。父親とミック・ファレン。父のことはむろんここでは書かない。ミック・ファレンについては本サイト上でもMC5との関わり合いなどについて随所で触れているし、翻訳出版した「アナキストに煙草を」の筆者でもある。私の考える人間の「カッコよさ」の定義に新しいダイメンションを与えてくれた人であり、そのあたりはJOJO広重氏がよく語ってくれている。まあ、これを「カッコいい」と感じるにはある程度年齢を重ねる必要があるのかもしれないが。
ファレンのかつての朋友としてウェイン・クレイマーも各誌からコメントを求められ、「奴は肺気腫を酒と煙草で治療していた」とか、ロンドンの有名なライブハウス、ボーダーラインのステージ上でライブの最中に倒れそのまま帰らぬ人となったファレンについて「ヤツ自身、あれより気の利いたシナリオは考えつかなかったと思う」などと述べている。また、ファレンはロサンジェルスに長く住んでいたことから、同じくL.A.在住のウェイン始めその時代の友人たちによるファレン追悼の集まりの模様がネット上に公開されている。ファレンとの交遊をユーモラスに語りさかんに笑いを取るウェインの・クレイマーの近影はこちら

そのミック・ファレンの告別式に招待され、失意の中で渡英の準備を始めた矢先、オリンピック東京開催が決定した。それに先立って行なわれた日本のプリゼンテーション中継に間違ってチャンネルを合わせてしまい、気色の悪い男性が、気色の悪い微笑みを浮かべながら、気色の悪い英語を喋っているのを5秒ほど見てしまった。「汚染水はコントロールされている」という安倍晋三の発言には日本中がユニゾンで「はあ?」を発したと思う。決定後のマスコミの狂騒ぶりにヘキエキしてしばらくニュースは見なかった。マスメディアはこれからオリンピックという「カネの匂いがしないカネ」が転がり込む嬉しさに両手を摺り合わせ、狂喜乱舞しているようだが、地震の専門家は暗然としていることだろう。「マグニチュード7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算を東京大学地震研究所の研究チームがまとめた」というニュースのインパクトの大きさに恐れをなした政府が圧力をかけて「4年以内」を「7年以内」に修正した報道を流したのはそんなに前のことではない。完成間近のスタジアムや会場が崩壊したらオリンピックは開催できるのか、つぎ込んだ国税や都税はどうなるのか。大尊敬する意地悪じじい、山本夏彦氏がいみじくも書いていた:「人は経験から何も学ばない。」
「オリンピックでこどもに夢を」「被災地を、日本を元気に」などと言っているが、物事には順序、すなわちプライオリティというものがある。スポーツに真摯に取り組んでいる人を侮辱するつもりはないが、メイン会場建設費として国庫から1300億円もの税金をオリンピックに費やすくらいなら、被災者1人当たり何十万でも支給して震災後離ればなれになっている多くの家族が交通費の心配をせずにもっと頻繁に会えるようにする方がよっぽど子供のためになるのではないか。あるいは、オリンピック招致委員会が嬉しそうに披露していたあんな二足歩行とかお辞儀とか「人間のものまね」をするロボットなんかではなく、「人間にはできないこと」すなわち、高濃度放射線下に入って行ってきっちり計測や撮影などの作業を行なって立派に帰って来られる遠隔操作ロボットの開発に金を使った方がよっぽどフクシマの「元気」につながるのではないか。東京という1都市で17日間オリンピックを開催する/したからといって、全就業人口の3分の1以上を占める非正規労働者の平均年収168万円のこの国全体が本当に「元気」になれるのか。

1年ぶりの更新なので、オリンピックに関連し珍しく長々と持論を展開してしまったが、かように鬱積した憤りを抱えている中、ハードな夏の後の秋の涼風と共に南半球から爽やかなロック・ガイが来日します。

9/24/12 近頃たまに「こちらMC5 Japan 管理人の ...」などと紹介されると「すみません!更新してなくて!!」と平謝りしている自分がいて相手に怪訝な顔をされたりする。そんな中、MC5に直接の関係はないとはいえ更新が果たせて嬉しい
2/19/12 久しぶりのニュースは...訃報です。
12/6/11 本当に久しぶりの更新はBlue Chevy クローズのアレンジやリンクの整理/補修など、地味なもの。

前回の更新から震災をはさんであまりにいろいろなことがあって、もう書くのも面倒くさい。MC5関係で言えば今年7月にDKT/MC5でフランスでフェスティバルに出演した模様だ。それ以外は特筆するようなことはなかった。12月6日ロンドンでジョン・シンクレアのLPリリース・パーティが予定され、ミック・ファレンも Ex-デヴィアンツ/ピンク・フェアリーズのメンバーと出演するというので、おもしろそうだから行ってみようと思い、まさに格安フライトを予約しようとしていた矢先、そのイベントはキャンセルになってしまった。久しぶりにMC5関係のツアー・レポートみたいなのを作れるかなと思っていたので残念だった。

このウェブサイトもほとんど忘れられたような状態なので、そろそろアーカイブ化しようかと考えている。新しいニュースはメンバーのブログやFacebookで見られるし。それに、このウェブサイトを作成しているアプリケーションもとうにサポート終了となり、社会から消えつつある。さらに、忙しくてアップグレードなどの長いものに巻かれる努力を怠っている間にこのMac、OS、アプリケーションはITの常識から言えば考古学的に古くなってしまい、かといって新しいモデルにすると使えなくなるアプリが出てきて、それはもはやアップグレードさえできない古さで・・・というわけでもうとにかく身動き取れないのである。仕事用ではWindowsで対応しているけれど・・・。

ともあれ、レンタル・サーバ年間契約を更新したばかりなので、とりあえず当面はこのままサイバー上に存在を続けることにしました。

2/3/11 とても長い間更新していなかったMC5 Japan ....当然のことながら訪れる人はほとんどなく、ひっそりしている間にこのサイトの「見ばえ」も他のウェブサイトやブログに比して一段とアナクロな、古色蒼然としたものになったことよ・・・と感慨深いが、構うものか、MC5Japan は内容勝負(のつもり)だから、ファンシーな仕掛けのあるアカ抜けたサイトにする意志はない。ただ、MC5というバンドへの興味がそれだけ低下している証拠とも言えるので、それは危機感を感じる。音楽という面から考えて、MC5のようなバンドに関心の薄い社会はやはりよろしくない。
が、とりたてて更新に値する材料がなかったのは確か。また、今や生き残りのメンバーそれぞれと直接 facebookやtwitter でつながれるのだから、という考えもあった。
とは言え、このことはちょっと嬉しかったので、特にお知らせします。

Long time no update...inevitably few people visit MC5 Japan lately, with the website looking increasingly anachronistic and old-fashioned compared to other websites/blogs, of which I'm thoughtful. But I started MC5 Japan with a determination that my advantage would be the contents/information I provide, so I'm not going to alter this website into a fancy one with elaborative gimmicks. The fewer viewers, however, indicate that the overall interest in the MC5 is decreasing, which is not a good sign; music-wise, it's simply not good if a society is losing interest in a band like the MC5...
That said, it's true I didn't find much that's worth uploading here in particular, especially when one can connect with each survising member through facebook and/or twitter.
YET I found this news nice.

5/18/10 下で説明しましたが、アップされていなかったもう1本のクレイマー・レポートを掲載します。
3/3/10 ウェイン・クレイマーのウェブサイトが知らない間にリニューアルされていたため、その間のクレイマー・レポートが2本が更新されないでいた。そのうち一つの対訳が完成したのでアップします。翻訳はしばらく前に完成していたのに、セキュリティ・ソフトをバージョンアップしたのが原因でFTPサーバにアクセスできず四苦八苦。それが原因と発見するまで時間がかかり、さらに設定をどうするか理解するまでが長かった・・・。ITオンチは今に始まったことではないけれど、「ファイアーウォ−ルとは」から検索し始めなければならないWEB管理者によって運営されるMC5 Japanなのである。
1/11/10 明けましておめでとうございます。2010年更新第一弾。
従来の「更新記録」を「ニュース/更新記録」として、新着情報などもこの欄で伝えることにした。で、新着情報をいくつか。

既にご存知の方もいるかもしれないが、ウェインの公式ウェブサイトがニートにリニューアルしている。他にもマイク・デイビスとデニス・トンプソンの情報満載なブログを「リンク」ページに追加。また、MC5の本拠地だったグランディ・ボールルームのドキュメンタリー映画製作が進行中である。同じく「リンク」ページに追加した。
リンク・ページ
NEW 1/11/10

A Happy New Year! Here's the first update in 2010.
The previous "Updates" page has been changed to "News/Updates", on which new information will also be posted. A few pieces of new things are
:
As you may already know, Wayne's website has gone through a nice renewal work. Besides the exciting blogs of Dennis and Mike, it is posted on the Links page. Additionally, a Grande Ballroom story is being made as an independent film,"Louder Than Love - The Grande Ballroom Story". Including a wonderful trailer, the information has also been posted on the Links page.
Check
New 1/11/10 on the Links.

12/16/09
  • Blue Chevy で指摘があったコンタクト先を、今回から冒頭ページにのみ追加した。
  • 「アナキストに煙草を」の告知を冒頭ページに掲載させて頂いた。コマーシャリズムは極力排除して作ってきたMC5 Japan だけれど、この本は1人でも多くの人に読んで欲しいので、この宣伝行為はご理解下さい。
11/19/09 コンピレーション・ディスクのページに "Motor City Rebels" を1枚追加。リリースは昨年なのでもっと早くに紹介しなければならなかったのが、こんなに遅れてすみません。
Added a compilation CD "Motor City Rebels" on the Compilations page.
11/12/09 「MC5デビュー40周年記念」とかで、MC5公式アルバム3枚がワーナー・ミュージックから紙ジャケ、リマスターSHM-CDで再発される。発売日は12月9日。いろいろ「再現」されているらしいし、リマスターされたのはファンとしては嬉しいことなので、その点は素直に喜びたい。

しかし、たとえばウェイン・クレイマーのソロ・アルバムをライセンスして欲しくても彼ら(=メジャー・レーベル)は見向きもしないのであって、よほどのメガ・バンドやそのメンバーでない限り、MC5に限らずかつて知名度や人気があったロック・ミュージシャンが歳を重ね円熟してカムバックし、新しく意欲的なマテリアルをリリースしたくても、レコード会社が求めるのは昔ビッグだった頃のサウンドばかりで、新譜が入り込む余地はほとんどないのが現状である。CD売上が減少の一途をたどっている中で、紙ジャケ戦略がついにMC5にも及んだかと感慨深いものがある。

As may be the case with other markets, in recent years the Japanese Rock business is all about nostalgia instead of discovering innovative new bands or releasing new materials of "old" musicians who made a comeback, further evolved and even in a more creative form. Under the decreasing CD sales what the major labels do is to re-issue (a.k.a. recycle) what they once so inappropriately regarded as out-of-date by putting new attire which we call kami-jakeh (paper sleeve replica) in Japan. Some Marketing wizard must have advised that the "old" fans should be attracted to add a mini-LP paper replica to their collection. Well, anyway, it's good for the fan to have remastered paper sleeve replica version of the official 3 albums of the MC5, on the SMH-CD, so...

11/7/09 MC5には関係ないのだけれど、お知らせします。
6/27/09 ウェイン・クレイマーに関するニュースをアップデート。
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