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2002年8月、MC5ドキュメンタリー・フィルムがついに公開された。1995年の夏にデビッド・トーマスとローレル・レグラーが映画の製作を決意してから7年、この記念碑的作品の制作に携わった人たちの努力と献身に心から拍手を送りたい。アメリカで2002年8月22日に「シカゴ・アンダーグラウンド・フィルム・フェスティバル」で初上演されたのに続き、トロント、ロンドン、アムステルダムなど世界各地のフィルム・フェスティバルでも上映される。

シカゴでこの映画を見たジョン・グリフィンという男性が8月26日、ウェイン・クレイマーのメッセージ・ボードにそのレビューを投稿していたので対訳の転載をお願いしたところ、直ちにそれを加筆したさらに充実したレビューを送ってくれた。ジョンの協力にあらためて感謝したい。

また、最近復刊されたデトロイトのアンダーグラウンド・ロック・マガジンの雄、「クリーム」もいち早く記事を掲載、こちらも転載許可を頂いたので紹介する。メンバーや関係者へのインタビューを交えた興味深い内容になっている。

3番目のレビューは、2003年3月初旬にデビッド・トーマスが教えてくれた幾つかのレビューの一つで、ジュリアン・コープが運営する Head Heritage というサイトに寄稿された。"The Seth Man" 氏が2002年9月に書いたレビューである。考察が優れて面白いので遅ればせながら対訳を掲載させて頂く。

ジョン・グリフィンによるレビュー (2002年8月)

「クリーム」誌掲載記事 (2002年10月)

「ヘッド・ヘリテッジ」掲載記事(2002年9月)