ケン・シマモトとのインタビューで、誰に向かってプレイしていると考えているか、という問いに対し「音楽に真面目な興味と愛情を持っている人たち、成熟した人間」「安定した職業や生活を持ちながら、心の底ではまだロックしたい大人たち」と答えていたウェイン・クレイマー。リイシューされた「ザ・ハード・スタッフ」のジャケットには、「成人のためのロック・ミュージック」("Rock Music For Grown-ups") と記されていた。自身のレーベル、マッスルトーン・レコーズの本格的活動開始に伴い、今後成熟したロック・リスナーに焦点を当てた音楽を目指していくということだろう。

下記リンクから詳細な情報が得られるので、この時期たまたま近くにいるという方はぜひ行ってみて欲しい。なお、ポールスターのウェブサイトには１９ケ所しか記載されていないが、ウェインのホームページではテキサスのジプシー・ティー・ルームの後、３ケ所が追加され合計２２ケ所となっている。

６月２５日ウェスト・ハリウッドのトロバドール、２６日サンフランシスコのボトム・オブ・ザ・ヒル、２８日シアトルのグレイス・ランドでのギグを見に出かける。ケン・シマモトには、「絶対デトロイトでのギグに行くべきだ」と言われ、自分でもそうしたかったけれど、悲しいかな日程が合わず、結局ツアー最初の３ケ所を訪ねることになった。７月上旬にツアー・レポートとしてアップする予定なので、このサイトも今週末からしばらく更新が途絶えてしまうことになるけれど、充実した内容を目指して作るのでなにとぞご了承下さい。

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