フェンダーUSA プレス・リリース - 2011年1月5日 -

フェンダーは、ウェイン・クレイマーが1960年代から70年代初頭に使用していた星条旗をプリントしたストラトキャスターのレプリカを発売する。クレイマーはデトロイトのプロト・パンク・バンドとして知られるMC5のギタリストで、「キック・アウト・ザ・ジャムズ」「憎しみを殺せ」のスピリットでこのギターを弾いていた。ボディは赤白ストライプ、ピックガードとヘッドストックには青地に白のスターをペイントし、クレイマーのトレードマークであった際立った星条旗フィニッシュを再現する。

「どんなバンドにもトレードマークが必要だ」この自作デザインについてクレイマーは語る。「MC5を結成してライブを行うようになると、なにか目に見えるシンボルが欲しくなった。俺はピート・タウンゼントの大ファンだったんだが、ある時奴がユニオン・ジャック---イギリス国旗をモチーフにしたスポーツ・ジャケットを着てるのを見た。で、思ったのさ。『すげえアイデアだな、でもオレはアメリカ人だ。』

「それで自分のモチーフはアメリカ国旗にしようと考えた。星とストライプだ。そのカラーで自分のギターをペイントして、俺の愛国心と1968年にアメリカが進もうとしていた方向に対する絶対的反抗を示すことにしたんだ。」

同モデルはセイモアダンカン '59 ハムバッキング・ミドル・ピックアップを搭載、「これは憎しみを殺すツール」("This Tool Kills Hate.")と刻印したネックプレートが特色となっている。アルダーボディ、ラッカーフィニッシュ、Cシェイプメイプルネック、70年代スタイルラージヘッドストック、21フレット、ヴィンテージローズ指板 R 7.25インチ、ヴィンテージシングルコイル・ストラトキャスターフロント/リアピックアップ、アメリカンヴィンテージ・ノントレモロ仕様ハードテイルブリッジ、フェンダー/シャーラーヴィンテージ「F」チューナー、ハードウェア:クロム。デラックス・ギターバッグ付。

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