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| Rob Tyner: Lead vocals Robert Gillespie: Lead guitar Ralph Serafino: Drums Mike Marshall: Bass Bill Wimble: Lead guitar 1から7までがデトロイトのクレイマ−・シアターにおけるライブで、モーター・シティー・ミュージックからリリースされたアルバムに収録されていたのはここまで。2001年6月、キャプテン・トリップ・レコーズが、カナダのエンバシー・ホテルで77年5月23日に録音されたライブ(8から12)を加えて日本盤CDをリリースした。(カナダといってもウィンザーとあるから、デトロイトとは河1本隔てたすぐ隣り。)最後のロブとのインタビューはオリジナルのアルバムでは冒頭に入っている。 この時期のロブ・タイナーのサウンドがCDで手軽に入手できるようになったのは嬉しい。ロブがすっかりストレートなロックンロールの人になっていたことにまず驚かされた。MC5時代は"The Human Being Lawnmower" など複雑なコンポジションの曲を作っていたし、ファイブの中でロックンロールには一番遠い存在に思われたのだが。ともあれ、このライブのエネルギーからして生きていれば彼がMC5/デトロイト・ロックの正当な継承者になるはずだったと想像される。しかも、カバーを含めてずいぶんMC5を引きずっていたんだなという印象を受けた。早い時期からあれほどファイブを脱退したがっていたロブのこの変化にはウェイン・クレイマーでなくとも驚かされる。 7曲目の "Rockers In Action" は、クラブのオーナーに時間オーバーで電源を落とされてしまい、ロブが歌った即興のアカペラ。(あちらの経営者はこういうところが凄い。)デトロイトのオーディエンスはとりわけワイルドだから一触即発で暴力事件に発展しそうな雲行きだが、ロブもファイブ時代からこういう危険な状況には慣れているといった感じで怒る客をうまくなだめてステージを降りていく。インタビューもなかなかに興味深い。カー・レースのアトラクションで出演することや、バンドの今後の予定など、地元DJとの会話である。ロブは若い頃からドラッグ・レースが好きで、もともとそれが縁でウェインとも知り合いになったのである。根っからのクルマ好きのロブだから、喜んで出演する場面だろう。 |
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