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| このアルバムで初めて各トラックが個人名でクレジットされた。8曲のうち半分をフレッドが提供している。この前後から彼はソング・ライターとして頭角を現わし、それはファイブ解散後の彼の活動に連なっていく。プロデューサーのジェフリー・ハスラムは当時アトランティックにおいて無名のエンジニアだった。現在はイギリスでなんと教職についている。初めてMC5に会った時、そのあまりの凶暴な風貌に驚き、一緒に作業を始めると、その非常な知性にまた驚愕したという。彼はレコーディングの主導権を全面的にバンドに譲り、メンバーはリラックスした雰囲気で自由に創作・アレンジすることを許された。その意味でも当アルバムはMC5の才能が本当の意味で開花した作品と言える。ハスラムがイギリスにコネクションを持っていたため、シスタ−・アンなど数曲がイギリスで録音された。
2001年の今聴いても斬新なサウンドに驚かされる。ウェインはかつて「俺たちは常に、『この曲は違う時代に聴いても普遍性を保っているか?このアイデアは100年後もまだ有効か?』と自問しながら曲作りをした」と語っていた。まさに時代を越えた名作だと思う。 ジャケットも盛り沢山でなかなか面白い。ライナー・ノーツは偽名を使ったロブ・タイナ−だろう。7コマ漫画も彼の手によるもの。 |
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