この時の日本の印象を、95年12月号の「ディスカバリー」誌(アメリカ)でウェインは次のように語っている。

「オーディエンスはアメリカと全然変わらないね。ラウドでワイルドで騒々しい奴らだったよ。俺がソロを弾き終わるだろ、そのたびにウォーって歓声をあげるんだ。でも日本に関して一番印象的だったのは、日本人って骨の随まで他人に対する礼儀と配慮ってものを持ってるんだね。何千人って人間が朝のラッシュ・アワーに静かに整然と通勤してるんだぜ、ほんと、『みもの』だったよ!」