Blood Brothers (1990) R&A Records 10601-2
  1. It's Only Rock and Roll (M. Jagger/K. Richards)
  2. Renegade (R. Tyner)
  3. Let's Rock (R. Tyner)
  4. Disturbing The Peace (R. Tyner)
  5. Out Of My Hands (R. Tyner/R. Gillespie)
  6. Blood Brothers (R. Tyner)
  7. Taboo (R. Tyner/R. Gillespie)
  8. Taking On The Night (R. Tyner/P. Bankert/J. Gaydos)
  9. Grande Days (R. Tyner)
  10. D.A.N.A. (R. Tyner)
  11. Interview With Rob Tyner
Rob Tyner: Lead vocals, Harmonica
Pete Bankert: Bass, Backing vocals
Joey Gaydos: Guitars, Backing vocals
Fred Schmidt: Drums, Backing vocals

この他バック・ボーカルにスコット・モーガンの名が別記されている。「モーター・シティー・ロックンロール」とロブが呼ぶ、ノリのいいハードロックにのせた延びのあるボーカルが冴え渡る。オリジナルの曲はどれも秀作、10は美しくキャッチーなバラードである。11は地元のDJ、デイヴ・ディクソンとの会話で、ラジオ番組で流されたトーク・ショウだろう。MC5の日々や、当アルバム制作の経緯と解説、デトロイトの音楽シーンや影響を受けたミュージシャンなど、ロブ・タイナー自身の口から語られている。中でも面白いエピソードがジャケット裏面に描かれたロブの手によるCGで、「この時始めてアップル [コンピューター] に触れた」という彼は、アートの一つの表現手段としてのコンピューター・グラフィックスに非常な興味を抱いたようである。MC5時代から、習慣的に漫画やスケッチを描いていた人だから、現在存命であれば、さぞかしさまざまなアートを披露してくれたことだろう。