上映終了後、パーティー会場のスティッキー・フィンガーズへ移動。ビル・ワイマンがロンドンで同名のレストランを経営しているので支店?と思ってきいてみたが、関係はないとの答えだった

こじんまりしたクラブだったけれど、清潔感のある居心地のいい場所で、2階にも小さなバーがついて便利だった。見ての通りの盛況で、「ロイヤル・ビート・コンスピラシー」というバンドのライブがあった。
Photo (c)Future/Now Films
フューチャー・ナウの縁の下の力持ち!ジム・ローム。ここでもダンス・スペースの一角にグッズを並べ、ひたすら物販を担当。少年時代ボーイ・スカウトの行事で来日したことがあるという。
左から Ake Lindstrom (フェスティバル事務局)、ローレル・レグラー、Pelle Niemandius(フェスティバル事務局)、そしてラジオ・バードマンのTシャツを着ている一番右の男性がJoel Borg。ゴーセンバーグで発刊されているファンジン、"Denimzine" のエディターで、この雑誌は4年前、ヨーロッパのメディアとして初めてこのMC5のドキュメンタリーを記事にした。
Photo (c)Future/Now Films
ヘラコプターズがDJで参加。左が Boba Fett、右が Nick Royale。
来日も記憶に新しいザ・ハイブスの2人もDJを務めた。顔は確かに知っているのに、不見識の私には名前がわからず、ウェブでいくら調べても出てこない。思い付いてウェイン・クレイマーのマネージャー、マーガレットに訊ねたら即座に返事が返ってきた。マッスルトーンのウェブサイトにも載っているこの2人、左がHowlin' Pelle Almqvist、右が Vigilante Carlstroem だそうです。

(ビクトリア・エケグレン撮影 Photo by Victoria Ekegren)

パーティー終了後、フューチャー・ナウの3人が宿泊しているホテルのロビーで撮影された写真。スウェーデン・ロックのエース大集合。前列の女性から、サハラ・ホットナイツの Johanna Asplund、ヘラコプターズの Nick Royale、ブラック・スター・マネージメント(レーベル?)の Hansi Friberg。後方ソファは、一番左の男性が不明でその隣が、ヨーテボリを中心に活動しMC5をリスペクトするザ・サウンドトラック・オブ・アウァ・ライブズの Ian Person、ヘラコプターズの Boba Fett、ザ・サウンドトラック・オブ・アウァ・ライブズの Mattias Barjed、そしてローレル・レグラー。後方左がデビッド・トーマス、そしてサハラ・ホットナイツの Maria Andersson。サハラの2人もパーティーでDJを務めた。ザ・サウンドトラック. . . のイアンとマティアスは1月30日付フェスティバル日刊紙の記事でMC5を語っている。


というわけで、フューチャー・ナウの3人をはじめ多くのMC5ファンに会うことができ、幸福な気分で帰国の途に着いた。ブラザーズ・エンド・シスターズ。30年前に解散したバンドに対する同じ思いで私たちはあそこに集ったのだ。

MC5の旗をはためかせ続けるために、数々の困難を克服してこの作品を完成させ、私たちファンに送り届けてくれたフューチャー・ナウ・フィルムズのスタッフに心からの謝辞を送りたい。同じ努力で、私もこのサイトの内容の充実を目指してがんばろうという思いを新たにして帰国した。

「MC5:実証」ヨーテボリ・フィルム・フェスティバル・レポート完

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