March 31, 2004
An Open Letter from Michael Davis
My Story and I'm Sticking To It
Translation by permission of Svengirly Music

2004年3月31日
デマイケル・デイビスの声明文
俺が信じる俺のストーリー

誰も真実を全然知らないことについて、こんなにも大きな支持が集まるってのは、全く感動的だ。

一番うるさく文句を言ってる連中は部外者だというのは興味深い。ある意味で彼らはプロパガンダに踊らされた「犠牲者」であるとも言える。こんな言い方をすると俺自身も部外者みたいだが、そうじゃない!この件でどっちにつくか、俺も立場を明確にするよう求められている。残念ながらこの問題ではそれが最も大切なことなんだ。で俺は、自分のブラザーの味方することを選んだ。大勢で一人をリンチにかけるような真似は耐えられない。

みんなと同じように俺もMC5を愛している。このバンドの最悪の敵はメンバー自身だったし、俺達は数えきれないくらいのヘマとスキャンダルを経験した。疑う余地もない。だが、「ファイブ」の一員であることが何を意味するか、理解できる奴は誰もいない。ウェイン・クレイマー、ロブ・タイナー、あるいはフレッド・スミス、あるいはデニス・トンプソンの友達であるということがどういうことか、わかる奴は1人もいない。俺達5人がいっしょに経験したことを経験した奴は誰もいない。どんなドキュメンタリーだろうと、新聞の批判記事だろうと、誰かの作品の合法性に関する論争や、どんな理由で糾弾されようと、それが何を意味するか、誰一人として知らない。だから過去に何が起きたのであっても俺は構わないし、許し合い、忘れ、大きな喜びをもって友達の味方をしよう。アーメン。

フューチャー・ナウの人間性について、俺はいかなる判断も下さない。それはまた別の問題だろう。俺に関心があるのは、フューチャー・ナウが、協力してこの映画プロジェクトを立ち上げた俺のバンド仲間やウェイン・クレイマーとの間に存在する問題を無視することを選んだってことだ。問題の内容は関係ない。関係あるのは彼らが問題を認めようとしなかったってことだ。そのことで自分もハメられ利用された気がしている。

ウェインからは奴の言い分を聞いてる。

フューチャー・ナウの行為は、個人を葬り、感情を利用して人を煽動するプロパガンダだ。ファック・ユー。

MC5メンバーなら1人残らず俺と同じ立場を貫くだろう。今やこの問題は俺自身の著作権侵害の問題にまで発展してしまった。が、その点ではもう俺達が関与するところではない。俺達が著作権を管理している訳じゃないんだから。誹謗中傷しても法のシステムに影響を与えることはできないだろうが、それがフューチャー・ナウの戦術らしい。嘆かわしい奴らだ。MC5とその物語を純粋に尊重してくれる人達のために、この問題が早く解決されることを望む。

その時が来るまで、俺はプレイしていたいと心から思う。そして次のレベルに進みたい。6月にはワールド・ツアーが始まり、その機会が訪れる。俺達3人は幸運にも生き長らえ、いっしょにステージに上がることができるんだ。

敬具

マイケル・デイビス

Back to top