2005年1月6日 マッスルトーン・レコーズ・ニュースレター

DKT/MC5 とサン・ラー・アーケストラ  
ロイヤル・フェスティバル・ホールで再び歴史的共演

「ブラザー・ウェインやデニス、そして友人達とステージに立つ時はいつだって興奮するが、今回は何と言っても場所がロイヤル・フェスティバル・ホールだ・・・しかも37年ぶりにアーケストラと!地軸が振動するくらいロックするから、土星にいるサン・ラーにもオレ達の愛の波動が伝わると思うよ。」 --- マイケル・デイビス

2月25日、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで、DKT/MC5のメンバーであるマイケル・デイビス、ウェイン・クレイマー、デニス・トンプソンは、ほぼ40年ぶりに、マーシャル・アレン率いるザ・サンラー・アーケストラと共演する。

DKT/MC5の特別ゲストとして、ディクテイターズのハンサム・ディック・マニトバ、カルト/カラーサウンドのビリー・ダフィー、ペレ・ウブ/ロケット・フロム・ザ・トゥームズのデイビッド・トーマス、及びグラミー賞にノミネートされているパワフルなシンガー、ベルレイズ/ベースメント・ジャックスのリサ・ケコーラが参加する。

「サン・ラー・エンド・ヒズ・アーケストラほど俺に決定的影響を与えたバンドはない。彼らは『次世代の音楽』への扉を開いてくれたんだ。」ウェイン・クレイマーは語った。彼はこの待ちに待ったイベントを「二つのグループがほぼ40年前に着手した仕事の延長線上にあるもの」と位置付ける。

詩人ジョン・シンクレアは1967年6月18日、デトロイトのコミュニティー・アーツ劇場でサン・ラーのコンサートを企画した。前座を務めたのは、一風変わったビジョンを抱えたMC5と名乗る地元出身の若者のバンドだった。ウェイン・クレイマーは語る。「あの晩、そしてその後数多くサン・ラー・エンド・ザ・ミス・サイエンス・アーケストラと共演したことによって、音楽とは何かという理解が根本的にひっくり返った。およそこの地球上で最も重要なバンドだと思う。メンバーが地球人かどうかは怪しいが。」

ロイヤル・フェスティバル・ホールに是非足を運んで欲しい。