2005年1月6日付のマッスル・トーン・ニュース・レター翻訳で、2月25日のサン・ラー・アーケストラとの共演に参加するミュージシャンを紹介したが、1月18日付のニュース・レターによると、そのメンバーにさらにギルビー・クラーク(元ガンズ・エンド・ローゼズ)が加わるという。そして「新生」DKT/MC5としてあらためて下記のメンバーを紹介している。

マイケル・デイビス
ウェイン・クレイマー
デニス・トンプソン
リサ・ケコーラ (BellRays, Basement Jaxx)
ハンサム・ディック・マニトバ (Dictators)
ギルビー・クラーク(Guns N' Roses)

このメンバーで2月からヨーロッパをツアーする予定になっており、つまり、リサ以下3名はロイヤル・フェスティバル・ホールの「ゲスト」ではなく、バンドのメンバーとしてしばらく一緒に活動するということである。(フェスティバル・ホールのゲストとしては唯一、デイビッド・トーマスの名が挙がっている。)ツアー・スケジュールは下記の通り。

2/19 SPAIN, BARCELONA Razzmatazz 3
2/20 SPAIN, MADRID Sala Arena
2/21 FRANCE, BORDEAUX 4 Sans
2/22 FRANCE, BREST Vauban
2/23 FRANCE, Lille Aeronef
2/24 BELGIUM, BRUSSELS Ancienne Belgique
2/25 UK, LONDON Royal Festival Hall with Sun Ra Arkestra
2/27 ITALY, TURIN Hiroshima
2/28 ITALY, TREVISO New Age
3/4 GREECE, ATHENS Gargarin 205
3/5 GREECE, THESSALONICA Mylos

2004年で切り上げるかと思っていたDKT/MC5であるが、このハードなツアー・スケジュールを見る限りでは、どうやら今年も本腰を入れて活動を続けるらしい。それならこの勢いで是非新譜をリリースして欲しいものだと思う。熟年MC5がどんな音楽を作るのか、興味は尽きない。