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Played by the MC5 1,2,4: Recorded in 1966 and released on AMG (AMG 1001 in '67 [4/2] and '69 [4/1]) 3,5: Recorded and released on A-Square (A2-333) in 1968 Played by the Rob Tyner Band 2種類のヴィンテージ(特定の年代)すなわち、1から5は黎明期〜初期のMC5、続いてロブ・タイナー・バンドというMC5の末裔。 5の "Borderline"は68年にシンクレアのプロデュースで制作、リリースされたEPのB面で、ここ以外には Thunder Express に収録されているだけ。これを入れた事により黎明期/初期にシングルでリリースされた音源が完璧に揃い、その点で当コンピレーション盤は多々ある編集盤中唯一のものである。 が、NKVDの仕事は結構いい加減で、例えば8の"19th Nervous Breakdown"は入ってない。確かにロブ・タイナー・バンドはこのストーンズのカバーを頻繁に演っていたが、とにかくここには未収録で、全8トラックのCDである。 また1〜5は「ジョン・シンクレアのプロデュース」とパッケージに書いてあるが、彼がプロデュースしたのは3と5だけ。 7の "Kick Out The Jam" (単数は誤り)にはわざわざ "Uncensored version" (無修正版)なんて注意書きがしてあるけれど、ロブは "Kick out the jams, everybody!" と言っている。誰も文句はないだろう。 このようにいい加減なNKVDレコーズで、自分は知識がないけれどフランスのレーベルらしい。ビクターがリイシューした Live Detroit 69/70 を最初にリリースしたのもこの会社である。あの盤でも半分以上のトラックの録音場所/年月が誤記されていた。しかしあのコンピレーション盤には唯一無二の Shakin' All Over が収録されていた。で、この Vintage Years でも9の"Down At The Bogaloo"はここでしか聴けないレア・トラックなのである。さらには「灰とダイヤモンド」と題された、MC5の誕生から解散までを要約したライナー・ノーツ(英語)が入っていて、これがなかなかの名文。Julien "Angel Face" Regoli なる人物の筆で最後は、 |
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